Tellurは、……現在色々物色中です。

日記徒然

2012年1月29日  2012年1月29日 
†少し前に5000円の昼食を食べたことがある。もちろん自分のお金ではない。
 会社がらみで上から高価なものを食べて良いと言われた時、同じような仕事をしていた同僚と寿司屋に会議という名目で行ったのだ。
 そこは回転寿司ではなくて、客は皆カウンターに座り、板前さんが直々に客に寿司を握る店であった。当然ながらメニューには値段など記載されていない。何もかもが初めての経験だった。
 板前さんが僕達の目の前で一品ずつ握り、皿に置く。コース料理だが出すものはその日その日で違うらしい。1時間ほどかけてかなりの量を腹に収めて満足して帰った。
 味は確かに美味しかった。何せ握りたてだから海苔もパリッとしているし、魚も十分コリコリしている。しかも魚の味が感じられる。
 まあ、でも次回自費で食べたいかと問われると迷うな。僕の舌は100円のマグロと700円のマグロなら何とか違いがわかるが、それ以上は難しい。冷静に考えればあの料理を2500円と言われても納得しそうだ。いや、2500円以上する感覚がわからない。自費で食べたらあれで5000円? と不満を述べそうだ……。
 結論。馬鹿舌には高級なものを与えても無駄ということで。
 
†屋台のラーメンが食べたい。
 この願望はぼんやりと昔から持っていて、外食に慣れた現在でも屋台ラーメンに憧れている。
 いつの頃からこんな思いをしたかと考えると、どうも小学生の頃、キテレツ大百科で屋台ラーメンを食べるシーンがあったはず。その時に美味そうだなと感じたのだろう。
 以来食べてみたい食べてみたいと思い続けたのだが未だかつてそもそも屋台という物自体を見かけたことがない。親に聞くと昔はそこかしこに屋台があったらしいが……世の中変わるものだな。
 で、今目の前に屋台ラーメン出されたら、多分困惑するだろうな。芥川の芋粥を引き合いに出す必要はない。僕にとって屋台ラーメンは幼い頃の思い出なのだ。食べたかったのは「あの時」の僕であり、今の僕にとってはむしろ思い出=幻想を破壊してしまうものでしかないのだ。

†「トカゲの王Ⅱ」(入間人間、電撃文庫、2012)を買った。どんどん僕の書棚のラノベ率&ブリキ絵師率が高くなる。去年の予定では電脳なをさんを買うはずだったのに……。
 電波女もそうだったのだが、何となくこの作者の作品に苦手意識を持っていて、その理由がやっとわかった。
 入間人間の小説って変なリアリティがある。電波女はそのまんま社会復帰とか電波な人々をテーマにしてるし、トカゲの王に至っては能力バトル物というよりも人と少し違う少年の中二病の描写に力が入ってしまっている。っていうかトカゲの王って派手な能力者が出てこないし能力=暗殺用なので人目につかないものがほとんどなので、別に能力を「訓練して獲得した神業的な体術」と入れ替えても違和感がなさそうなんだよね。
 多分トカゲの王は実質的に何の能力もない少年の戦いを描いているのだろうけど、作品がリアリスティックだからか武器になるのはハッタリと詐術という極めて現実的な路線に落ち着いてしまうのだった。普通のラノベなら最後の最後で封印せざるを得なかった必殺技に目覚めるのに……。
 こんなところが苦手。

エウシュリー第13弾『創刻のアテリアル』が4月27日発売されるぞ
 今まで戦女神世界観しか買ってなかったけど興味が湧いた。カードゲームだって。面白そう。
 そういや僕はシナリオとかキャラクターとか全く見ずに予約したけど、やっぱエウシュリーってエロゲの中では独特の立ち位置なんだよなと改めて感じた。普通のエロゲでは考えられない買い方だ。いや、単に僕が普通じゃない買い方をしただけなのか。
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